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Live2Dで作成したモデルをCubism 4 SDK for Unityで動かした時の備忘録。
使ったバージョンは
- Live2D Cubism 4.1
- Cubism 4 SDK for Unity R3
- Unity 2019.4.28f1 (64-bit)
Live2D Cubism Editorでmoc3ファイルを出力してUnityのAssetsに追加してとりあえず静止画が表示されるまでは問題ないだろう。
しかしその後やり方がわからなくてつまずいたところを書きたい。
とりあえずパーツに透明度を設定するところだろうか。
なおここで言う「パーツ」とはLive2Dで言う「パーツ」である。
Live2D Cubism Editorでメニューバーからウィンドウ→パーツで何か一覧表示が出て来る。
最初はこの一覧に表示されている物が「パーツ」なのだと思ってしまうだろう。
さにあらず。
この一覧に表示されている物の内、フォルダのアイコンになっている物だけがLive2Dで言う「パーツ」である。
その証拠に右下に「新規パーツ作成」なるボタンがあって押すとフォルダアイコンが作成できる。
あるいは、右上のハンバーガーメニュー(横棒三本のボタン)から「パーツ設定」を選ぼう。一覧の内、フォルダアイコンの物だけが表示される。
あるいは、Unity上から以下のコードを実行してみよう。CubismPartが「パーツ」を表すクラスだ。
using Live2D.Cubism.Core;
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI;
public class MotionPlayer : MonoBehaviour
{
void Start()
{
foreach(CubismPart p in this.FindCubismModel().Parts){
Debug.Log(p.Id);
}
}
}
「パーツ設定」のウィンドウに出て来るフォルダアイコンのIDだけが出力されるはずだ。
何でフォルダアイコンで機能もフォルダそのものなのに「パーツ」という名前なのか理解に苦しむ。なお「パーツ」ウィンドウの一覧に並んでいる「パーツ」以外の物は何と呼ぶのか今のところ不明である。Unityのコード上ではCubismDrawableというクラスで扱われるようだ。
最初の記事なので今日はこの辺にして、どうすればパーツに透明度を設定できるのは次回にする。